POG 10番勝負 玄野源vsシオノゴハン
10番勝負キタサンブラック編に続いて、新種牡馬編を今回は記事にしていきます。
これが10番勝負の10番目となります。ぜひご覧ください。
対決者紹介
POG10番勝負 新種牡馬編 指名馬
シオノゴハン指名馬 | 玄野源指名馬 | |
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1巡目指名馬: | Owaseyfの2020 | カヴェルナの2020 |
父名: | Saxon Warrior | リアルスティール |
母名: | Owaseyf | カヴェルナ |
馬名: | オストファーレン | ガルヴァナイズ |
性別: | 牡馬 | 牡馬 |
馬主: | インゼルTC | 佐々木主浩 |
所属: | 栗東・大久保厩舎 | 栗東・友道厩舎 |
生産: | Coolmore・Castlehyde | ノーザンF |
新種牡馬Saxon Warriorに関する情報
Saxon Warrior「父:ディープインパクト 母:メイビー」
- 種付け料
- 2019年当時種付け料:30,000ユーロ
- 2022年現在種付け料:20,000ユーロ
- ※1ユーロ≒136円 約400万→約270万
- 種付け頭数及び血統登録数
- 2020年産日本血統登録数:8頭
- 2020年産世代は1世代目
- 配合のポイント仮説
- コルトサイアーではないか
- Saxon Warriorはディープインパクト×Galileo×Danehill
力強い要素が多く、このパワーを駆動させるためには、
牡馬の力強さが求められるのではないか
- Saxon Warriorはディープインパクト×Galileo×Danehill
- 中山や阪神内で力を発揮するのではないか
- 小回りや坂路で機動力とパワーを発揮するのではないか
それを想定すると、父母相似型で母系にも力強さがあったほうが良い
- 小回りや坂路で機動力とパワーを発揮するのではないか
- 軽い芝適性を強化する要素があったほうが良いのではないか
- HaloやSir Ivorの血が入ったほうが期待値が高まるのではないか
一方で、Storm Cat系は方向性が異なりそうで、イマイチかも。
- HaloやSir Ivorの血が入ったほうが期待値が高まるのではないか
- コルトサイアーではないか
新種牡馬リアルスティールに関する情報
リアルスティール「父:ディープインパクト 母:ラヴズオンリーミー」
- 種付け料
- 2019年当時種付け料:200万円
- 2022年現在種付け料:300万円
- 種付け頭数及び血統登録数
- 2019年種付け頭数:177頭
- 2020年産血統登録数:110頭
- 2020年産世代は1世代目
- 2019年種付け頭数:177頭
- 配合のポイント仮説
- ディープインパクトの成功配合をなぞる
- リアルスティールの場合
Unbridled’s Song・Tiznow
- リアルスティールの場合
- 良血を増幅する
- 2代母Monevassia(Kingmanboの全妹)の増幅
- ディープインパクトの成功配合をなぞる
+α 新種牡馬サトノダイヤモンドに関する情報
サトノダイヤモンド「父:ディープインパクト 母:マルペンサ」
- 種付け料
- 2019年当時種付け料:300万円
- 2022年現在種付け料:300万円
- 種付け頭数及び血統登録数
- 2019年種付け頭数:144頭
- 2020年産血統登録数:91頭
- 2020年産世代は1世代目
- 2019年種付け頭数:144頭
- 配合のポイント仮説
- ディープインパクトの成功配合をなぞる
- サトノダイヤモンドの場合
Storm Cat・Unbridled’s Song・Tiznow
- サトノダイヤモンドの場合
- 良血を増幅する
- Bonita Francita(母父母)の増幅
- ディープインパクトの成功配合をなぞる
シオノゴハン指名 Owaseyfの2020について
Owaseyfの2020
- 父母相似の力強さ強化の配合+Sir Ivor
- Sadler’s Wellsの4×4
- 力強さ・スタミナに寄りすぎる懸念もあるが、
Galileo・El Prado経由で双方の母系にも魅力
- 力強さ・スタミナに寄りすぎる懸念もあるが、
- Danehillの4×3
- Natalmaの増幅による底力強化にも期待
- Sir IvorがEl Prado経由で入る
- Halo≒Sir Ivorが4×6×5で発生
柔らかさとスピードを一定補強
- Halo≒Sir Ivorが4×6×5で発生
- Sadler’s Wellsの4×4
- 出資馬&命名馬
- 出資し命名した馬が活躍するところを見たい
玄野源指名 カヴェルナの2020について
カヴェルナの2020
- 良血の増幅ができている
- Monevassia=Kingmanboの3×3
- 名牝系出身である
- 4代母はエアグルーヴ
一族からはルーラーシップ・アドマイヤグルーヴ・ドゥラメンテなど - 母カヴェルナは未出走引退
半兄にグルーヴィット
- 4代母はエアグルーヴ
- 早期デビューの見込み
- 入厩済みで中京デビューが見込み
まとめ
今年デビューの新種牡馬として個人的に期待しているのはサトノダイヤモンドとリアルスティールですね。この2頭は今年デビュー、というくくりだけでなく、ディープインパクト後継としてもかなり期待されています。
その点で言うと、欧州No.1ディープインパクト後継は現状Saxon Warriorで間違いないね。
母数。
ここは勝負に徹してくるかな、と思いましたが、出資命名馬を選択ですか。Saxon Warriorが日本の高速芝へアジャストできるかは未知数ですが、果たしてどうですかね。
日本で成果をあげている欧州の種牡馬にはFrankelやKingmanがいますが、どちらもマイル以下で成果をあげています。やはりスピードが大事なのは間違いなく、その点はSaxon Warriorもクリアしていますね。
その2頭と違うのは父がディープインパクトなこと。通用する可能性はあるんじゃないかと思いますね。
中山と阪神への適性が期待できると思うので、2歳G1に出てきてくれたら最高。
玄野さんはキタサンブラックに続いて佐々木オーナー&友道厩舎ですか。
友道厩舎と僕の指名は勝馬率100%のニックスなんでね。
エアグルーヴ牝系を推している人間として、まずそこが評価できるし、リアルスティールの配合はMonevassia=Kingmanboを狙うところから始めたい。マイル路線での活躍に期待しています。
今回の指名馬以外では、マザーウェルの20(スティーロポリス)、リッスンの20(リッスンアップ)、ロザリンドの20(オールマイデイズ)、
サトノダイヤモンド産駒からはアズールムーンの20(アズライトムーン)、メチャコルタの20(ダイヤモンドハンズ)、ラヴアズギフトの20(ジュエルアズギフト)に注目しています。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
10番勝負、各馬紹介は以上です。ぜひ、対戦にご注目ください。