シルク募集馬配合分析 ダストアンドダイヤモンズの20
No.5 ダストアンドダイヤモンズの20 牝馬 4月12日生
父 | ロードカナロア |
母 | ダストアンドダイヤモンズ |
厩舎 | 美浦 尾関知人 |
一口価格 | 80,000円 |
配合からの期待度:未勝利~1勝クラス
5番仔です。母ダストアンドダイヤモンズは米国G2とG3をそれぞれ1勝、BCフィリー&メアスプリントを2着に入っています。兄と姉は中央勝ち上がりをしています。
ダストアンドダイヤモンズの20の血統表
ロードカナロア×Bold Ruler系は勝ち上がり率約35%です。ロードカナロアの全体平均が約43%ほどですので、平均以下の数字です。ただ、ロードカナロア×ボストンハーバーからイベリス(G3を2勝)が出ています。
ロードカナロアの記事でも書きましたが、ロードカナロアの配合に際してはStorm Cat、特にSecretariatの部分を刺激しないほうが良いのではないかと私は考えています。
それをしてしまうと、柔らかく出すぎてしまい、パワー不足に悩む可能性が高いからです。ダストアンドダイヤモンズの20の場合、母父VindicationがBold Ruler系種牡馬で、Secretariatを刺激します。また、母母父のGone WestはMr.Prospector×Secretariatの産駒であるため、Secretariatの5×5が発生します。そのほかの要素でパワーを補う血があると良さそうなのですが、その類の血も引かないため、かなりゆるく出そうな印象があります。
イベリスはどうかというと、こちらも同じくらい柔らかい血を引いていますが、それでもVice Regent(Deputy Minister系の祖 Northen Dancer系種牡馬)やAlydarの血を持っています。
こうした血統背景に加えて、この馬は4月生まれですので、レースに耐えられる馬体まで育つのがいつになるかがポイントになるかと思います。ディープインパクト産駒の兄は3歳6月に2戦目で未勝利突破しており、4月生まれのこの馬もそれくらいの時期になるのではないかと思われます。
まとめ
- 配合的にはかなりゆるくでそうで心配
- ただ兄弟は勝ち上がっており、そこは期待。母は重賞馬
- 未勝利突破し、成長をしてくると期待できそう
この馬の場合、未勝利突破し成長を待てるかどうかがポイントになりそうです。小柄な牝馬だとなお心配です。ただ、イベリスの例もあるので、馬体を見ての判断になるかと思います。ただ、私は馬体での判断に自信がないので、こういう馬は見送りになりそうです。