今週のレース展望
2023年10月15日はジャーヴィス(ノルマンディーOC)が出走します。
夏競馬が終わって以降、あまり出資馬が走っておらず、今月はこれが最初の出走です。
出資馬の入厩状況や進捗から見て、10月はジャーヴィスだけの出走になりそうです。
同じく15日にはシルクHCのインファイターが新馬戦に出走します。
インファイターは2022年度の募集に際して、抽選時優先権を使用した馬です。
残念ながら落選してしまいましたが、活躍に期待して応援していきたいと思います。
出資馬一覧
レース展望 10/15 ジャーヴィス(ノルマンディーOC)
ジャーヴィスは7月15日のレース以来、3か月ぶりの出走となります。
夏は休んで馬体の回復に務め、ここで復帰となりました。もう少し長く休むかな、と思っていたので、私の感覚では思ったより早く戻ってきたな、という印象です。
前走は中京の1,800mのダート戦で逃げ、最後は粘れず8着に沈んでいます。
映像ではわかりにくかったものの、道中もかなり難しかったようで、その消耗も響いた形となりました。
そのレースぶりからは距離適性は読み切れなかったものの、今回は園田の地方交流競走で差をつけて勝利した距離、1,400mに戻しての出走です。
ダートは通算で3戦目です。
今のところ、ビーチパトロール産駒は中央ダートであまり成果が出ておらず、芝への適性を見せています。
今回は湿った馬場での出走となりますから、軽い馬場でのレースが見込まれます。足抜きの良い環境でどれくらい走れるかは注目したいところです。
先日、盛岡で開催されたマイルチャンピオンシップ(JPN1)を大差勝ちしたレモンポップは、父にLemon Drop Kidを持ちます。
ジャービスは祖父にLemon Drop Kidを持ち、園田で成果を残しました。
何に根拠を求めるかは難しいものの、地方ダートの馬場、小回りの環境に高い適性がある血統かもしれません。
ジャーヴィスは前走は逃げ・先行となりましたが、距離短縮で臨む今回のレースでハナを切るのは難しいでしょう。
厩舎もそれを念頭に作戦を練っているとのこと。
前目で進めたいのは2枠2番のスカプリオ、5枠7番のグランデスフィーダ(DMM)でしょうか。
スカプリオは今回が初ダートで、芝でも先行していました。
初ダートかつ内枠で、砂を被りたくはないでしょうから、前に行きたいところだと思います。芝スタートですし、それも生かしてきそうですね。
グランデスフィーダは是が非でも逃げたいタイプではないでしょうし、エトワールジェンヌと共に2番手、3番手で進めるのではないでしょうか。
人気サイドの6枠のペプチドタイガーとシンゼンイズモの2頭。シンゼンイズモは後方からの勝負でしょうから、足抜きの良い馬場でどうか。
ペプチドタイガーが先行集団でコーナーあたりから抜け出してきそうですね。
ジャーヴィスはペプチドタイガーと同じ集団で進めることができると楽しみです。
鞍上はジャーヴィス主戦の酒井学ジョッキーです。今回も良いところを引き出してくれるとうれしいです。
今週の余談
ノルマンディーのツアーにひっそりと参加しまして、すごく楽しかったです。
私の初年度出資馬は4頭、クトゥネシリカ・フォンメイリー・ベルトゥジュール・ラミアヴィータです。
ファンドが継続しているのは1勝クラスのフォンメイリーだけですが、今年に入ってクトゥネシリカとラミアヴィータが地方で3勝をあげてくれました。
じっくり育っていく馬が多いのだろうな、と改めて思いましたし、今年の募集馬も成長が楽しみですね。
ノルマンディーについての記事もまたまとめます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。