インゼルサラブレッドクラブ 出資申込 抽選結果報告
本日2021年11月3日にインゼルサラブレッドクラブの出資申込の抽選結果が発表されました。
私は以下の3頭に出資することができました。
- チカリータの20
- オワセイフの20 Owasevf 20
- ブーケトウショウの20
募集18頭中13頭が満口でスタートとなり、これはすごいことだなと思います。500口募集で満口にならなかったのは、プラスヴァンドームの20・チリエージェの20・ラブアンドフェイスの20の3頭で、ロードカナロアとハーツクライの産駒ですね。
いずれもやや高めな価格ですので、初めて一口馬主に申し込む方や、セカンドクラブで申し込む方が回避した結果でしょうか。プラスヴァンドームの20とチリエージェの20は記事にまとめてありますので、ご検討される方はご参照いただくと、何かお役に立てるかもしれません。
出資馬紹介 チカリータの20
チカリータの20は募集初期から人気しており、当選できたことはかなりの幸運だったと思います。
特徴はGlorious Songの牝系に属していること、Rahy=Morn of Songの全きょうだいクロスを持つこと、 Deputy Ministerの血を4×5×4で引くことの3つが印象的な特徴です。
スピード感のある血が多く、おそらく短距離、持ってマイルなのではないかと思います。マンハッタンカフェは長距離をこなした馬ですし、スタミナの血としてRibotを引きますが、Tom Rolfe経由ということもあり、マンハッタンカフェ産駒からは突進力を生かして短い距離を得意とする馬も多数います。
芝・ダート問わず、2歳から短距離~マイルで活躍してくれるのを祈るばかりです。理想はホーエルキャプチャやカレンチャンです。
出資馬紹介 オワセイフの20 Owasevf 20
オワセイフの20 Owasevf 20 はSaxon Warrior産駒・Coolmore Castlehyde Stud生産ということもあって、こちらもかなり人気していました。こちらにも当選できたことは幸運でした。
Danehillの4×3とSadler’s Wellsの4×4のクロスを持ち、かなり頑強でパワー&スタミナ感のある配合のオワセイフの20ですが、Medaglia d’Oroが柔らかな血を持っており、総じてみると硬くなりすぎない範囲で収まっている印象を受けます。歩様も柔らかみもあり、期待できる印象を受けています。
Saxon Warriorは欧州マイルで活躍した馬ですが、日本においてはマイル用の種牡馬ではないと思います。中距離までこなしてくれることを期待し、クラシックで見れることを楽しみにしています。
出資馬紹介 ブーケトウショウの20
ブーケトウショウの20は安価なハーツクライ産駒として人気を集めた印象です。私自身、そこに魅力を感じており、結構な票数を集めたのではないかと推測しています。
中長距離の父×短距離の母(短距離の母父)という組み合わせは魅力的です。実際、ハーツクライ×サクラバクシンオーの勝ち上がり率は5割を超えており、2勝以上する馬も複数出ているニックスです。
全体的に柔らかくスピードのある血が多いため、パワーがついてくるまでに時間を要するのではないかと思います。中山競馬場や阪神競馬場ではしばらく苦戦しそうです。2023年3月には京都競馬場が工事完了となるので、この馬が3歳のころには京都での活躍が期待できそうです。
また、調教師の須貝先生は緩めの馬体の馬を扱うのがうまい印象があり、その点もプラスなのではないかと思います。ハーツクライ産駒ですので、理想はクラシック路線での活躍ですが、古馬になってからサマーシリーズで活躍してくれるとすごくうれしく思います。
まとめ
3頭出資することができるとは、想像以上でとてもうれしく思います。早くも来年が楽しみです。