出資馬の出走振り返り #ノワールエブラン #ジャーヴィス 2024/11/30,12/1

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出資馬出走の振り返り

11月30日(土)と12月1日(日)にノルマンディーOCの出資馬がそれぞれ1頭、合計2頭が出走してくれました。
今回はその振り返りです。

出資馬一覧

11月30日(土)

11月30日(土)はノルマンディーOC所属のノワールエブランが出走してくれました。

ノワールエブラン

  • 2歳未勝利
    • 混合
    • 中京 芝 1,200m
  • 鞍上:吉原誠之助騎手
  • 着順:16着
    • 01:12.6(3.5)タイムオーバー
    • 3f:38.1

ノワールエブランはデビュー2戦目、前回に引き続き芝の1,200m戦に出走しました。
鞍上も前回から引き続き若手騎手の吉村騎手が務めてくれました。
結果は17頭立てで16着、タイムオーバーで12月末まで出走制限となりました。

前半3fは34.5秒で入り、前走に続いて先行力とスピードがあるところは見せてくれました。
しかし、直線に入って早々に失速してしまっています。
ノワールエブランと共に先行した馬が1,2着でしたし、開幕週の時計としてもオーバーペースとは言えない先行ペースで、それでこの失速は体力的な部分が大きかったのではないかと思います。

外厩で乗り込めていたとはいえ、入厩から10日でのレースで、調教の時計的にも仕上がっている印象はあまり受けませんでした。
それでも使わざるを得ない気性の持ち主ということもあるようで、レース中でも消耗が大きかったようです。
馬が競馬になれてきて、落ち着いて調整できるようにならないと、今後も厳しい勝負が続きそうです。

父キタサンブラックは中長距離で大きな成果を残した、気性的にも体力的にもスタミナのある競走馬でした。
対して母は北米血統で前向きな気性の持ち主で、スプリントでキャリアを重ねてきました。
私としては、この両親の組み合わせですから、牝馬のマイルから中距離路線を歩んでくれると思っていたのですが、想像していた以上に気性面が難しい馬のようです。

見学会で実際に馬を見て選んだこと、父がキタサンブラックであること、母も中央3勝をあげていることなどから、期待が大きく膨らんでいました。
それだけに、今回のレース結果はこたえるものがありますが、自分の持っていた期待のバイアスを、一度フラットにして改めて応援していきたいと思います。

ここから心身ともに成長し、夏ごろに挽回してくれることを期待しています。

12月1日(日)

12月1日(日)はノルマンディーOC所属のジャーヴィスが出走してくれました。

ジャーヴィス

  • 3歳以上2勝クラス
    • 混合
    • 京都 ダート 1,400m
  • 鞍上:M.デムーロ騎手
  • 着順:1着
    • 01:24.2(-0.2)
    • 3f:36.0

ジャーヴィスは昇級2戦目、約1か月ぶりのレースとなりました。
1勝クラスは12戦目での突破でしたが、2勝クラスは2戦での突破。
最後は若干緩めつつも、タイムは自己ベストを更新し、本当にすばらしい競馬をしてくれました。

ゲートを決めたうえで、芝の上を促されながら先行。
ダートに入ってポジションを確保しつつ追走モードに。
道中3番手で先行する展開は割と珍しいのですが、このレースは前半3fのペースが35.7秒と、このコースに対しては緩めな時計でした。
ジャーヴィスが経験している中央ダート1,400m戦においては、過去最も遅いペースのレースでした。
つまり、ジャーヴィスのペースで走った結果、道中3番手の位置に入ったというイメージでしょうか。

隊列重視の末脚勝負で後方から競馬をしよう、という位置取りでは勝つことができなかったと思います。
そういう競馬をせず、芝でしっかり加速し、無理なく先行する、という策をデムーロ騎手がとってくれたからこそ、先行から末脚を発揮し、強い勝ち方をしてくれたのだと思います。

デビュー戦で放馬し、以降も気性的に難しいところを見せ、未勝利突破は厳しいか、と不安に思っていたところを、園田の交流競走で大味な競馬で初勝利。
善戦はするものの、なかなか勝ちきれずにいた1勝クラス。そうした過去があって、この勝ち方は本当にうれしかったですし、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

3勝クラスはレース数も限られ、難しい環境ではありますが、ここでも活躍してくれると期待しています。
今後がとても楽しみです。

まとめ

現役出資馬で3勝クラスはジャーヴィスで3頭目です。
リンドラゴ、クリダーム、ジャーヴィスですから、いずれもダートスプリントです。

リンドラゴはパワーと持続力なタイプで、坂のある大箱向きな印象。
クリダームは馬力と加速力なタイプで、直線が短くて坂のあるコース向きな印象。
ジャーヴィスはキレとスピードなタイプで、平坦や脚抜きの良い馬場向きな印象。

私の印象ですが、それぞれ得意な舞台は異なると思っています。対戦する機会が今後発生することもありそうですが、それぞれが輝いてくれるのを期待します。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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