ノルマンディー通常募集馬配合評価 牝馬
ノルマンディー募集馬配合分析を過去に実施しましたが、その中でも通常募集まで残った馬について解説をしていこうと思います。その時に分析した内容+初回更新の様子を見ての印象を追記していきます。
牡馬編はこちら
私の出資馬はこちら
私は幸いなことにすでに3頭出資が決定しておりますので、少し様子見をしながら追加するかどうかを考えようと思っています。おそらく追加しないのではないかと思います。
追加出資を考えている方の参考になりますと幸いです。
19.キョウエイハツラツの20
19 キョウエイハツラツの20
父:イスラボニータ 母父:オペラハウス
牝 2月13日 32,000 美浦・西田厩舎
- 半兄にリッカルド、一族にスマートファルコンなど、ダートで活躍馬が多い一族
- イスラボニータ(父フジキセキ)もダート馬を輩出しており、ダート路線で期待できる
- ただし、イスラボニータのダート適正を引き出す配合ではなく、芝っぽい。路線が悩ましい印象
進行は順調そうです。馬体重に大きな増減もなく、しばらくはこのまま進行でしょうか。ダートで走れそうな雰囲気はあり、血統上の印象とは少し異なる感じはしますね。
20.クレバークリスの20
20 クレバークリスの20
父:オルフェーヴル 母父:クロフネ
牝 4月13日 43,000 栗東・寺島良厩舎
- 母クレバークリスはクロフネ×フジキセキで、ダート適正が高い魅力的配合
- オルフェーヴル×Deputy Minister系からはダート活躍馬が出ており、ダート路線ではないか
- 4月生まれにしては馬格もあり、もう少し大きくなるとさらに期待できそう。
最新の写真でも前駆はがっしりした印象があります。一方でトモは少し寂しい印象。4月生まれのオルフェーヴル産駒ですから、ここからもうがっしりしてきそうです。エポカドーロなんかも上半身がゴリゴリしてましたし、この馬もそういう要素があるのかと。
今回の更新で馬体重は増えていませんが、芝中距離を目指すなら良さそうなサイズ感です。私はダート路線かなあと思っているので、もう少し大きいほうがいいと思っています。
21.ザッツザウェイの20
21 ザッツザウェイの20
父:ゴールドシップ 母父:フサイチコンコルド
牝 5月1日 32,000 美浦・辻哲英厩舎
- ノーザンテーストのクロスがあるゴールドシップ産駒は好成績。
- スピード要素が薄く、洋芝や長距離、重馬場など活躍の場が限られそう。
- 条件が一致したときは活躍できそう。不一致でも勝てるようなら大物になるかも。
今回の更新では馬体重増などはあまりしませんでしたが、コメント的にはまだまだ成長が見込めそうですね。歩様も血統表とは異なって軽い印象で、かつ、近況コメントでも素軽いと評されてますから、案外スピードがあるのかもしれません。
26.フラワーロックの20
26 フラワーロックの20
父:ダンカーク 母父:アッミラーレ
牝 4月3日 34,000 美浦・尾関知人厩舎
- 母の競走成績は優秀。一族からはホクトベガが出るなど魅力的
- ダンカークは柔らかめな種牡馬なのか、牝馬だと力が必要な場面で活躍が厳しい。
- 活躍できる環境は限定されそうだが、かみ合えば勝てそう。繁殖入り後が一番活躍できそう。
柔らかそうな配合で、馬体の雰囲気もそんな感じだったので、ダート路線に行くと苦しそうだな、と思っていたところ、今回の更新で芝も行けそうというコメントがありました。
これはこの馬にとってプラスだと思いますし、スピードがありそうな配合ですから、夏の小倉に間に合うと楽しみですね。
29.レットイットスノーの20
29 レットイットスノーの20
父:マインドユアビスケッツ 母父:ハーツクライ
牝 2月2日 35,000 美浦・岩戸孝樹厩舎
- ハーツクライのMy Bupersの血はマインドユアビスケッツと相性よさそうで期待できる。
- 父短距離×母父中長距離は父のスピードを母のスタミナで走るという形になって良さそう。
- スキーパラダイスの一族も魅力。生じるクロスも面白味がある印象を受ける。
募集時の写真の様子とは大きく変わりましたね。馬体重は15kg増加しつつ、募集時のようにおなかがぼてっとした感じではなく、今回は全身シュッとした印象。
ダート短距離路線となると、馬格がもう少しほしくはあるのですが、まだまだ成長してきそうです。追加したいと思う1頭です。
まとめ
どの馬も良さそうな進捗です。中でもレットイットスノーの20はいいなあと思える変化でした。追加を本気で悩みます。予算が。。。