POG 10番勝負 玄野源vsシオノゴハン
10番勝負ダイワメジャー編に続いて、モーリス編を今回は記事にしていきます。ぜひご覧ください。
対決者紹介
POG10番勝負 モーリス編 指名馬
シオノゴハン指名馬 | 玄野源指名馬 | |
---|---|---|
1巡目指名馬: | ディオジェーヌの2020 | ディオジェーヌの2020 |
2巡目指名馬: | パンデイアの2020 | ー |
母名: | パンデイア | ディオジェーヌ |
馬名: | ジュドー | ディオファントス |
性別: | 牡馬 | 牡馬 |
馬主: | シルクHC | キャロット |
所属: | 美浦・手塚厩舎 | 栗東・斉藤崇史厩舎 |
生産: | ノーザンF | ノーザンF |
種牡馬モーリスに関するデータなど
モーリス「父:スクリーンヒーロー 母:メジロフランシス」
- 種付け料
- 2019年当時種付け料:400万円
- 2022年現在種付け料:700万円
- 種付け頭数及び血統登録数
- 2019年種付け頭数:212頭
- 2020年産血統登録数:137頭
- 2020年産世代は3世代目
- 2019年種付け頭数:212頭
- モーリス全体のデータ
- 勝ち馬率:36.5% (99/271)
- 平均本賞金:887万円
- 配合における注目データ
- Chief’s Crownの血を持つ
- 勝ち馬率:50.0% (4/8)
- 平均本賞金額:2,536万円
- Damascusの血を持つ
- 勝ち馬率:50.0% (11/22)
- 平均本賞金額:2,789万円
- Francis.Sの血を持つ
- 勝ち馬率:43.8% (7/16)
- 平均本賞金額:3,141万円
- Chief’s Crownの血を持つ
- その他配合ポイント
- サンデーサイレンスのクロスは可もなく不可もなく
- 勝ち馬率:38.3% (77/201)
- 平均本賞金額:798万円
- サンデーサイレンスのクロスは可もなく不可もなく
- POG期間内重賞馬
- ピクシーナイト 18年産 (母:ピクシーホロウ)
- シンザン記念
- ルークズネスト 18年産 (母:ヴィラ)
- ファルコンS (他 シンザン記念 2着)
- シゲルピンクルビー 18年産 (母:ムーンライトベイ)
- フィリーズレビュー
- ピクシーナイト 18年産 (母:ピクシーホロウ)
- データは2022年4月17日時点のものです
上記の私の記事が若干古いので、現在の解釈を補足していきます。
『メジロフランシス的な要素を追求していく≒欧州的な要素を強化していく』のが良いのではないか今は考えています。モーリスの血統表を見たとき、スピード的な要素が少なく、北米的なスピードやHalo的なスピード注入が効果的なのではないかと考えていました。一方で活躍馬の傾向を見ていくと必ずしもそうではない(ジャックドールは北米注入な感じですが)印象を受けています。
ここから、モーリス自身が優れたスピードを持っており、そのスピードを生かして粘り勝つor周囲がバテる中で差し切る、という英or仏型の競馬を強化していくのが良いのではないかと思っています。
モーリスの母メジロフランシスは父にカーネギーを持ちます。カーネギーはSadler’s Wells × Rivermanの配合で、欧州を席巻したBold Reason≒Never Bendを根拠としたニックスを持ちます。カーネギーもその母Detroitも凱旋門賞を勝利しており、フランス競馬はお手の物。2代母メジロモントレーもフランス出身のモガミ(父Lyphard)ですし、欧州のスタミナ血統が並びます。
この欧州要素を強化してしまうと、父系がRoberto系であることも相まって日本の軽い芝への適性が低い馬になってしまいそうな感があります。ですが、モーリスはそれを補えるほどのスピードを能力的に持った競走馬・種牡馬であると考えられます。
シオノゴハン指名 パンデイアの2020について
パンデイアの2020
- 好相性のニックスである
- モーリス×ディープインパクト
- Alzao由来のLyphardの強化
- Burghclereによる欧州的スタミナ要素の強化
- 母母父にSinndarが入る
- Chief’s Crownの血が入る
- Mill Reefの血が入り、Bold Reason≒Never Bendの補強
- モーリス×ディープインパクト
- 早期にデビューできる見込み
- すでに入厩済みで早期デビューが期待できる。
玄野源指名 ディオジェーヌの2020について
ディオジェーヌの2020
- 好相性のニックスである
- Chief’s Crownの血を持つ
- 近親が優秀である
- 2代母フォーシンズはG2含む3勝
- 母ディオジェーヌは中央3勝(芝1800-2000m)
- リブースト(19産)は2戦2勝(故障で離脱中)
- 早期デビューの見込み
- 4月入厩が予定され、早期デビューが見込まれる
まとめ
今回の指名においても、1位指名が被ったのであみだくじを実施。
玄野さんが2回連続であみだくじ勝利でディオジェーヌの20を獲得です。
まあシオノさんシルク会員だし、ちょうどよかったんじゃないですか。
パンデイアの20もいい馬ですよ。
欧州要素を強めることをプラスと考えているので、Darshaanも入るディオジェーヌを1番手に評価しました。活躍を期待します。
パンデイアの20も3/4同血なので、期待したいところ。進行も順調ですし、アニメじゃないってとこを見せてやりますよ。
ちょっと何言ってるか分からないですね。
ディオジェーヌの20は各種POGメディアで異常な程の高評価。
今のところモーリス産駒はPOG期間内において地味な印象ですが、遂に大物登場かもしれません。いつもの余談ですが、キャロットファーム×斉藤崇厩舎はニックスです。
今回の指名馬以外では、シオノさん指名のパンデイアの20(ジュドー)、グリューネワルトの20(アイスグリーン)、セレブレーションの20(レスピラシオン)に注目しています。
以上、ご参考になりましたら幸いです。