種牡馬 サートゥルナーリアの分析

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種牡馬 サートゥルナーリアを考える

本記事では、種牡馬サートゥルナーリアについて分析します。
2021年に社台SSで種牡馬入り。初年度産駒が2024年に中央デビューし、6月の新馬戦で早速産駒が勝利しました。

サートゥルナーリアは日米でG1を2勝した名牝シーザリオの仔です。
半兄には種牡馬と活躍するエピファネイアとリオンディーズがいます。
いずれもG1馬を出しており、エピファネイアは2023年の種付け料トップの種牡馬でした。

  • 2021年 600万円 207頭
  • 2022年 700万円 195頭
    • 初年度産駒が誕生
  • 2023年 800万円 201頭
  • 2024年 800万円
    • 初年度産駒がデビュー
      コートシリアンが産駒初勝利を達成

急きょの種牡馬入りも初年度から人気。
デビュー前に種付け料が上昇も、毎年200頭前後の繁殖を集める。

サートゥルナーリアがスタッドインしたのは2021年1月。明けて5歳で種牡馬入りしています。
2020年は半兄エピファネイア産駒のデアリングタクトが無敗で牝馬三冠を達成。早期の種牡馬入りと初年度から高めの価格に対して多くの繁殖を集めたのは、半兄の活躍もあってのことだと思います。

サートゥルナーリアは種付け頭数が多く、路線的にも芝のマイルから中距離での活躍を期待できることから、一口馬主の各クラブの募集ラインナップに乗りやすい種牡馬です。
今後しばらく、注目の種牡馬として見ていきたい1頭です。2024年度募集だけでなく、その先も募集も見すえて分析していきたいと思います。

YouTube動画版も公開中

種牡馬分析 注意書き

本分析は私シオノゴハンが一口馬主として競走馬に出資しており、出資申込先を選ぶための分析を公開したものです。
そのため、種牡馬の活躍を保証するものではございません。
出資などの最終判断は、ご自身にて実施をお願いいたします。
ご了承くださいますようお願いいたします。

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サートゥルナーリアの現役時代や背景

サートゥルナーリアは2016年産で、2020年まで現役でした。
競走馬としての記憶も新しく、ご存知の方も多いと思いますが、改めて整理していきます。

サートゥルナーリアの背景情報の整理

  • サートゥルナーリア
    • 父:ロードカナロア
      • 日本のスプリントG1を3勝。
        安田記念も勝利し、国内G1を4勝。
        香港スプリントを連覇。
    • 母:シーザリオ
      • 母の父:スペシャルウィーク
      • G1は通算2勝。
        オークスと米芝G1も勝利。
    • 生年月日:2016年3月21日
      • 父の2世代目産駒
      • 母の9番仔として誕生
    • 生産:ノーザンファーム
    • 所属情報
      • 馬主:キャロットファーム
      • 厩舎:栗東 角居勝彦厩舎
        • 角居厩舎はシーザリオ・エピファネイア・リオンディーズと共通
    • 募集総額:14,000万円
      • 一口価格:35万円(400口)

サートゥルナーリアの父はロードカナロア。
キングカメハメハの後継種牡馬であり、超一流のスプリンターでした。
日本と香港のG1を6勝。日本では高松宮記念、スプリンターズSに加え、マイルの安田記念も制しています。
競走馬の生産やレース体系上、日本以上にスプリント路線のレベルが高いとされる香港のスプリントG1を2勝していることも特筆すべき点です。

母シーザリオは日米のG1を各1勝。オークスを勝利しているキレ味鋭い末脚を持つ中距離馬です。

短距離馬の父、中距離馬の母の間に生まれたサートゥルナーリアは、中距離のレンジで活躍しました。

厩舎は母シーザリオ、半兄のエピファネイアやリオンディーズも所属した角居先生の厩舎。
半兄がG1を勝利しており、かつ新進気鋭のロードカナロアを配したこともあり、募集総額は14,000万円とかなりの高額募集馬でした。

サートゥルナーリアの同世代競走馬(牡馬中心)

  • アドマイヤマーズ
    • 朝日杯FS、NHKマイル、香港マイルのG1を3勝。
      種牡馬としてもサートゥルナーリアと同期。
  • ロジャーバローズ
    • 日本ダービー勝ち馬。故障でダービーで引退。
      初年度よりリステッド勝ち馬を出すも24年6月に死亡。
  • クリソベリル
    • G1・JPN1を合計で4勝。
      同世代のダート王者。25年産駒デビュー予定。
  • ワールドプレミア
    • 菊花賞・天皇賞春を勝利。
      世代のステイヤーとして活躍。25年産駒デビュー予定。
  • ダノンキングリー
    • 皐月賞3着、日本ダービー2着。
      安田記念を勝利。25年産駒デビュー予定。

この世代の牡馬は2歳、3歳時に大きな成果を残しており、早期からハイレベルな争いをしていた印象があります。
このほか、ダートJPN1を勝利したレッドルゼル、高松宮記念を勝利したナランフレグもこの世代の競走馬です。
レッドルゼルはロードカナロア産駒で、サートゥルナーリアと共に父の適性の幅広さを示す存在でした。

2016年産世代で特筆したいのは、牝馬のレベルが極めて高かったことです。
グランプリ3連覇のクロノジェネシス、牡馬混合のスプリント・マイルG1を4勝、G1通算6勝のグランアレグリアも2016年産の競走馬です。
重賞をついに勝てなかったカレンブーケドールが、獲得賞金が約46,000万円を記録したことは、同世代に強烈なライバルが多数いたことを示していると言えるでしょう。

2015年産世代もG1を9勝したアーモンドアイや、G1を4勝したラッキーライラックがおり、2014年世代にはリスグラシューもいましたし、1世代下の2017年産にはコントレイルとデアリングタクトがいました。
こうした世代の中で、サートゥルナーリアが活躍していたことは、押さえておきたいポイントです。

サートゥルナーリアの競走成績

サートゥルナーリアは通算10戦7勝、2着1回という戦績を残しています。
デビュー戦は阪神の芝1,600m戦、2戦目は京都芝1,800mのオープン競走の萩Sをそれぞれ勝利しています。
マイルの距離を走ったのはこの2戦が最後で、以降は2,000m以上の重賞を走り続けています。

父ロードカナロアのスプリンターというイメージに対して、サートゥルナーリアは中距離で成果を残すことができています。
また、2歳時点で高い完成度を持ち、3歳春の時点でかなり高いパフォーマンスを発揮していたこともポイントです。
それが災いとなる場面もありましたが、前向きさを持ち、道中前目で競馬をしつつ、勝負所で鋭く反応して速い上りを使える気性もサートゥルナーリアの特色でしょう。

競走実績としては、中山のような小回り急坂を得意とし、府中の直線を苦手としているような印象を与える戦績となっています。
ただ、ホープフルステークスや皐月賞を勝てたのは、走法的な側面というより、その時点での完成度の高さや、好位で立ち回り、勝負所で鋭く反応できる気性面由来と見たほうが良いでしょう。
逆にその気性があだとなって、うまく立ち回れなかったのが日本ダービーと天皇賞秋でした。

走っているときのパフォーマンスで言えば、神戸新聞杯や金鯱賞のように、好位でリズムよく進み、長い直線で持続的に末脚を発揮する競馬をできたときの方が高く、長い直線をストライドを伸ばして走るタイプでした。
最速となるのは大箱ではあるものの、前述の通り回転数を上げつつ大きく飛べる身体能力と気性を持ったタイプであり、ハイレベルなオールラウンダーだと評して良いと思います。

サートゥルナーリアの血統分析

サートゥルナーリアの配合分析
  • Northern Dancerの血が多く、引き締められ早期に仕上がるイメージ
  • 父と母で似た血の要素を多く持つ相似配合
    • Secretariat≒Sir Gaylord 5×5
    • Nureyev≒Sadler’s Wells 5×3
    • Storm Bird ≒ Nijinsky(Storm Cat≒マルゼンスキー)
  • 胴長要素と引き締める要素が充実していて、ストライドとピッチを両立

サートゥルナーリアは父にロードカナロア、母にシーザリオを持ちます。
両親ともにNorthern Dancerの血を持ち、クロスにおいては最も濃いのがNorthern Dancerという血統構成になっています。
Northern Dancerのクロスが濃いだけでなく、その後継種牡馬同士のニアリークロスも発生していることがポイントです。
Nureyev ≒ Sadler’s Wellsや、Storm Bird ≒ Nijinskyをベースに発生するStorm Cat≒マルゼンスキーがその例で、類似の要素を各所で発生しています。

これに加えて、Secretariat≒Sir Gaylordの半兄弟のニアリークロスを持ち、そこを中心にNasrullahとPrincequilloの要素が各所にあることで、柔らかなストライド要素も同時に持ちます。

半兄のリオンディーズは父キングカメハメハで、細かく言えば半ではなく3/4兄にあたります。
リオンディーズは、Secretariat≒Sir Gaylordの要素を持たず、よりNorthern Dancerのクロスが強くでて引き締まったイメージです。
マイルで活躍し、朝日杯フューチュリティステークスを制覇し2歳王者に輝いたように、サートゥルナーリア以上に早期から活躍できる引き締まった要素を持っていました。
リオンディーズと比較して、サートゥルナーリアは柔らかな要素を持ちますから、距離も中距離までこなし、大箱でストライドを伸ばして末脚を発揮する競馬もできたのだと考えられます。

両親の配合から詳細に見ていきましょう。

父:ロードカナロア

サートゥルナーリアの父はロードカナロア。
キングカメハメハの後継種牡馬であり、日本と香港のG1を6勝。
スプリントG1を日本と香港で5勝し、マイルG1を日本で1勝しており、圧倒的なスピード能力の高さを示しています。

世代限定戦でも葵Sを勝つなど、3歳から実力を発揮していましたが、本格化は3歳秋から。
歴史的なスプリンターとして開花したのは4歳秋と、成長力のある競走馬でした。

ロードカナロアは母レディブラッサムがSecretariat=Syrian Seaの全きょうだいクロスを持ちます。
この全きょうだいクロスはBold Ruler×Princequilloの血を強固なものにし、柔らかなストライドを強化するイメージです。
キングカメハメハもBold Rulerの祖となるNasrullahの血を各所に持ちますから、母レディブラッサムの持つ柔らかな要素を継続的に強化していることがわかります。
同時に、キングカメハメハはNorthern Dancerの血が濃く、Hyperionの要素、スタミナや粘り強さの要素も強く持っています。
この両親のバランスから、柔らかな要素を持ちつつ、適度な力強さ、駆動力を持ったことで大きな成果を残せたのだと考えられます。

ロードカナロアはパワースプリンターのタイプではなく、素軽いスピードで駆け抜けたタイプであり、そこがベースにあるため、中距離タイプの母と組み合わせると距離適性が伸びるのだと考えられます。

母:シーザリオ

母シーザリオについて、詳細は別途記事にしておりますので、そちらをご参照いただけますと幸いです。

シーザリオは全体的にはTurn-toとPrincequillo、Hyperionの継続的な強化が見られます。

スペシャルウィークが胴長の体系で、大箱向きのストライドを産駒に伝え、キロフプリミエールはSadler’s Wells由来のスタミナとHabitatの瞬発力とスピードを持ちます。
これらによって、大箱でじわっと加速し続けるだけでなく、小回りでも瞬間加速でのキレを見せることができたのだと推測します。AureoleとSpecialからHyperionの血も引いていて、勝負強さも兼ね備えられたのが良かったのだと考えられます。半面、Aureole的な繊細な気性を受け継いでおり、それはその仔にも受け継がれています。

シーザリオは芝の大箱向きのスピードと柔らかさを産駒に伝えることができ、同時にSadler’s Wellsという大種牡馬の血を引くことで勝負強さの要素を引き出すことがしやすいことが魅力だと考えられます。

シオノゴハンブログ 牝馬-シーザリオの分析より

要点だけ引き出すと、シーザリオで言えるのは上記の要素となります。

両親を踏まえたサートゥルナーリア

サートゥルナーリアは2歳早期より高いパフォーマンスを発揮し、スピード能力も高い中距離馬でした。
中山でG1を2勝し、有馬記念でも好走していますが、パフォーマンスで言えば直線が長い大箱コースの方が高い傾向がありました。

前述の通り、ロードカナロアはSecretariat=Syrian Seaの全きょうだいクロスを持ち、柔らかな要素を持ったスプリンターです。
母シーザリオがHabitatを通してSir Gaylordの血を持つため、Secretariat=Syrian Sea≒Sir Gaylordが発生し、この場合は柔らかなストライド要素を継続的に伸ばしています。

父ロードカナロアはSecretariat=Syrian Seaの柔らかさをNorthern Dancerの血で引き締めていましたが、それはサートゥルナーリアも共通しています。

ロードカナロアはNureyevとStorm Birdの血を持ち、シーザリオはSadler’s WellsとNijinskyの血を持ちます。
NureyevとSadler’s Wellsは3/4同血で、NijinskyとStorm Birdも北米的な力強さの要素が共通するニアリークロス。約70%が同じ要素です。

これらの要素から、両親の持つ柔らかな要素を継続的に強化しつつ、引き締める要素も継続しているため、父と母の相似配合と表現することができ、両親の魅力をそのまま受け継いでいるイメージがサートゥルナーリアです。
改めてになりますが、リオンディーズと比較したとき、Secretariat = Syrian Sea ≒ Sir Gaylordの要素が入っている分、柔らかな要素が強まり、距離適性が伸びたのだと考えられます。

種牡馬サートゥルナーリアのポイント

両親の良さをそのまま継続強化する。

サートゥルナーリアは両親の持つ魅力をそのまま受け継いできた競走馬です。
配合的な側面においては、柔らかなストライドを持つ要素と、それを駆動させるのに十分な引き締める要素の両立。
身体的な側面においては、父のチャンピオンスプリンターとしてのスピード能力、母の中距離馬としての心肺機能を持っていると考えられます。

この良さを産駒に伝えることを考えた時、ポイントはこのように整理できるのではないでしょうか。

  • 柔らかなストライドの継続強化
    • サンデーサイレンスのクロスを持つ
    • Bold Ruler(Nasrullah)+ Princequilloの要素を持つ
  • 引き締める要素を取り入れるが、Northern Dancerの血は薄める
    • Specialの血を持つNorthern Dancer後継の血を持つ
    • 母の父、母の母のラインはNorthern Dancerの血を持たない

このあたりが整うと面白いのではないでしょうか。
また、Storm Catと好相性を示していたディープインパクトやハーツクライなどのサンデーサイレンス後継を父に持つ繁殖とも好相性となる可能性が高いでしょう。
特にディープインパクト×Storm Catで、柔らかな要素が発現したタイプが活躍しており、同様の事象が発生すれば、ここでもニックスとなることを期待したいところです。
半兄のエピファネイアもディープインパクト肌やハーツクライ肌の繁殖との間に活躍馬を出しており、再現は想像しやすいですね。

また、母の父として特注となるのは、シンボリクリスエスです。
これは血統表の中に、エピファネイアを持つことになりますから、すでに成果が出ている組み合わせとして魅力的です。
シンボリクリスエスはNorthern Dancerの血を持たず、Bold Ruler+Princequilloの要素を持っていますから、前述の要素に対しても合致します。

柔らかなストライドの継続強化

サートゥルナーリアは柔らかなストライドの要素を持つことをここまで述べてきました。
メインで説明した経路は、Secretariat=Syrian Sea≒Sir Gaylordの要素でしたが、そこに忘れてはいけないのがサンデーサイレンスの血です。

日本競馬に最も適した、溜めてキレる軽いスピード要素はサンデーサイレンスの持つ大きな魅力であり、この要素が入っているからこそ、サートゥルナーリアは中距離路線で活躍できたのだと考えられます。

これを踏まえると、最もわかりやすく柔らかな要素を刺激し続けやすいのは、サンデーサイレンスのクロスを発生させることでしょう。
半兄のエピファネイアやリオンディーズもサンデーサイレンスのクロスを持つ馬からG1馬を出しており、この点からも、両親の持つ要素を継続強化するうえでサンデーサイレンスの要素が魅力であることがわかります。

加えて、Secretariat=Syrian Sea≒Sir Gaylordの要素を継続強化する路線も考えられます。
北米であればA.P.Indyの系統であったり、欧州であればトニービンやMill Reef、Rivermanの系統などが考えられます。
北米要素が強まれば、大箱のダートに向くと考えられますし、欧州要素が強まれば坂道や小回り、洋芝で走る馬力が出てくると考えられます。

ディープインパクトやハーツクライは中距離馬で緩さを持っています。
ディープインパクトはStorm Catと好相性を示しており、そのニックスが再現できるのが魅力ですし、ハーツクライはサンデーサイレンスのクロスに加えてトニービンの要素が入りますから、成果のイメージがしやすいところ。

その辺りは意識したいポイントです。

引き締める要素を取り入れるがNorthern Dancerの血は薄める

サートゥルナーリアの血統表を見ると、どのラインにもNorthern Dancerの血が入っていることがわかります。
これは引き締める要素としては魅力的ではあるものの、個性としてNorthern Dancerの要素が最も発現しやすいとも表現できます。

日本競馬のコース形状、特にG1開催のコースは芝、ダートともに直線の長いコースが多く、ストライドを伸ばして最高速度を出す競馬の方が活躍しやすいの現状です。
そこでの活躍を念頭に置くと、身体を動かすための駆動力は必要なものの、そこに特化するとスピードが不足するという課題が発生します。

柔らかなストライドの要素は継続強化しつつ、それを駆動させる硬さも両立させたい、というのが大事な要素です。
としたときに、Northern Dancerの要素や、マイル以下の身体的特徴を持つ母系の要素を取り入れたいものの、それをメインとしない配慮が求められます。

母の父や母の母のラインにNorthern Dancerの血を持たない馬を取り入れたり、Northern Dancerのクロスが薄い繁殖を取り入れることでこれは実現できるのではないかと考えられます。

サートゥルナーリア産駒のポイント整理

  • 柔らかなストライドの継続強化
    • サンデーサイレンスのクロスを持つ
      • ディープインパクトやハーツクライは好相性に期待
    • Bold Ruler(Nasrullah)+ Princequilloの要素を持つ
      • 北米要素が強ければ、マイル以下やダートに寄るイメージ
      • 欧州要素が強ければ、小回り・急坂・洋芝などの馬力に寄るイメージ
  • 引き締める要素を取り入れるが、Northern Dancerの血は薄める
    • Specialの血を持つNorthern Dancer後継の血を持つ
    • 母の父、母の母のラインはNorthern Dancerの血を持たない
  • シンボリクリスエスは特注

ねらい目を整理するとこのようになります。
他の馬においてもよく記載することですが、サートゥルナーリアは高い競走能力を持ち、魅力的な血統背景を持つ馬ですから、これに関わらず高いアベレージと抜けた活躍馬を出すのではないかと思います。

そのうえで、予想に合致した競走馬が活躍してくれるとうれしいところですね。

まとめ

サートゥルナーリアについてまとめました。
半兄エピファネイアや母シーザリオのまとめ記事がございますので、ぜひそちらもご覧ください。

シルクHCの2024年度募集の募集馬に際しては、ウィクトーリアの23バラーディストの23がおもしろい配合だと思いました。
活躍に期待して注目したいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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